皆さんは、自宅でパソコンやスマホを使うときWi-Fiに繋いでいるでしょうか?
私は様々な機器を使うため、有線でも無線でもネットを利用しています。
しかし、ある時、記事の作成にさえ支障が出るほど回線が遅くなった経験があります。
動画はもちろん、ネットサーフィンすらままならない状態に陥りました。
当初はパソコンの調子が悪いのかと思っていましたが、調べてみると実はLANケーブルが原因だったのです。
LANケーブルは消耗品である
LANケーブルは、私たちがネットに接続するための重要な役割を果たしていますが、実は消耗品なのです。長期間使用すると、ケーブル内部の配線や絶縁体が劣化し、信号の伝送に支障をきたすことがあります。特に頻繁に折り曲げたり、引っ張ったりする箇所は、劣化が進みやすいです。
ちなみに、LANケーブルの寿命は一般的に5〜10年と言われています。
もちろん、製品の品質や使用状況によっても異なることがありますが、一定の期間が経過するとケーブルの劣化が進み、通信速度や安定性に影響を及ぼす可能性があります。
もしネット回線の速度に問題を感じるようになったら、LANケーブルの寿命が過ぎている可能性を念頭に置いてみてください。
LANケーブルの交換がもたらす劇的な効果
私の場合、LANケーブルが原因だけでなく、親機や中継機などの設備も古くなっていたため、通信速度の低下はLANケーブルだけが原因ではないと思っていました。
ただ、実際に通信速度を測定してみると、「下りが10Mbps」「上りが20から30Mbps」という低速な結果が出ました。これでは、作業に支障をきたします。
早速LANケーブルの交換をするべく電気屋さんに行ってみると、様々の種類のLANケーブルが売られていました。
自分のニーズや条件に合ったケーブルを選ぶことができます。
私も迷いながらも購入し、早速接続してみたところ、驚くほどに快適になりました。通信速度を再び測定してみると、「下りが60Mbps」「上りが80Mbps」という改善が見られたのです。
※引っ越しや機器の新調を行い新しいインターネット回線に変えた現在は、上り下りどちらも「548Mbps」という脅威の数値になっていました。(2023年7月現在)
まとめ
もしパソコンや他の機器自体に問題がなければ、LANケーブルを変えるだけで通信速度の悩みは解消する可能性があります。
LANケーブルは消耗品であり、一般的に5〜10年で寿命が来ることが多いです。
もしネットの接続速度に問題を感じたら、まずはLANケーブルの交換を試してみましょう。
劇的な効果が得られるかもしれません。
快適なネット環境を手に入れるために、ついつい忘れがちですが、LANケーブルの寿命には気を配りましょう。