ブログリニューアルで記事の作成をお休みしていたため、記憶も曖昧なままに感想を書く感じで、通院レポをしたいと思います。実際に書いている時期は2020年です。
前回、最後に通院したのは2018年の9月ごろでした。
それまでは5月くらいまで術後の後遺症なのか、右の顎に痛みがあり口も開きづらい状態が続いていましたが、気がつけば痛みも口の開きも特に気になることがなくなりました。
ですが、9月ごろから左の顎に痛みが出始めて、くしゃみやあくびは地獄のように痛いですし、ご飯も食べられないし、朝起きた時は特に痛みが出ている状態でした。
最初は少し痛いな程度だったのに、日に日にその痛みは増していき、何気ない動作で急に顎が「ガクッ」っとなって強烈な痛みが走るなんていう、いつ痛みが来るかもわからない怖い日々を送っていました。
痛みのびっくり度でいうと、舌を噛んだ時の「あ!」って感じに近いです。
2018年はライブで遠征三昧をしていたのと、電話が億劫っていうのもあってなかなか病院に連絡できず…でもこれは普通じゃないというくらいの痛みも続いていたし、その痛みが強くなっていっていたので、どうにか連絡をして3月に予約を入れていってきました。
本来だったら1年おきの通院だったところですが、早くも半年で再通院に…。
プレート除去手術から通院7回目
予約をしておいた3月の初めに、痛い左の顎を引きずって病院に行ってきました。
状態を担当の先生にお話しし、顎を触ったり関節を触った状態で開け閉めしたりするなどして、現在の状態を確認。その後、レントゲンを撮りにもいきました。(確か)
顎変形症の手術をした後は、顎関節症になる人もいると言われていたので、その過程かなと右の顎に痛みがあった時は、思っていましたし時期によくなっているのもあって、大したことないと左の顎の時も思っていました。
ただ、右の顎の時よりもひどい痛みだったのもあって、生活にも支障が出ているし正直心配でした。
レントゲンを見る限り、両顎の関節が減っていってるのがわかりました。術前の画像と比較した場合に、形が変わっていて、元々は丸い間接をしていたけど、今は少し鋭利に斜めに減って尖っている感じです。
レントゲンだけだと、水が溜まっている感じはないけど、もし水が溜まっていたらそれが痛みの原因かもしれないし、あるなら抜かないといけないからと、MRIの予約をしました。
この時の医療費は、保険適用で2,090円でした。
プレート除去手術から通院8回目
前回の通院から1週間後くらいに、MRIの撮影に行ってきました。
以前に受けたことがあるので、慣れたものです。あの筒の中に入ると、すぐ眠っちゃいます。
MRIは大学病院で撮らず、大学病院の近くの病院でいつも撮影するのですが、MRI以外でその病院には行ったことないので、この人いつもMRI撮りに来るなって思われてるのではないかと思うくらい、自分でもかなりのスパンで撮ってる気がします(笑)
言われるがままに撮影をして、その4日後に大学病院へ行きました。
撮影した内容は1週間後に、届ける話になっているので、ただこの日行く必要性あったのかいま思うと謎ですが、口の中の型取りをした記憶があります。
寝ている時などに食いしばりをしてしまう人には、「スプリント」というマスピースをして食いしばりや歯軋りなどを予防をするのです。
今も歯列矯正の保定期間として、矯正歯科から貰ったらマウスピースをつけてはいますが、あくまで歯並びのものなので、顎関節用のものへと変更します。
顎への負担を軽減するために、奥歯を厚めにしたスプリントの予定です。
この時の医療費は、保険適用で230円ですが、MRIの撮影料は7,510円でした。
プレート除去手術から通院9回目
8回目の通院から2週間後に9回目の通院へ行ってきました。
3月に3回も通院していて、MRIも入れたら4回。怒涛の通院ラッシュでした…。
記憶が曖昧ですが、この日にMRIの結果を見せてもらった気がします。確かに顎の骨は減っている状況でしたが、最初に心配していた水が溜まっているということもなく、大丈夫でした。
前回スプリントを作る準備をしていたので、微調整しながら作ってもらったものがこちら。
もらったその日に撮影していないので、結構使った後で裏面は実は表面割れています。
どんだけ私が食いしばっているのか、歯軋りしているのかって感じですよね(笑)
矯正歯科でもらったマウスピースが透明で素晴らしかったので、今回もらったものがマーキングの跡も残っているし、乳白色でレジンの上にレジンみたいな不恰好でびっくりしました。
初めてのスプリントをもらうので、どこもこんなものなのかわからないですけど、マーキングの後くらいは消せなかったのかな…と…(苦笑)
ちなみにこの時の医療費は、保険適用で5,510円でした。
スプリントとは
ここで、スプリントとは何なのか、軽く説明したいと思います!
スプリント療法(前歯接触型、全歯列接触型、特殊型)
実は顎関節症は2、30代の特に女性に多く発症する病気で、その治療に用いるレジンなどで作られた装具のことをスプリントと言います。
スプリントには前歯接触型・全歯列接触型・特殊型の3つがあります。
(引用元)スプリントの種類
- 前歯接触型
上あごか下あご、あるいは上下の前歯を部分的に覆う形のスプリント。 - 全歯列接触型
上あごか下あご、あるいは上下の歯並び全体を部分的に覆う形のスプリント。 - 特殊型
上あごか下あごのどちらかの歯列全体を覆う形をしていますが、前歯の下べろ側に、下顎を適正な位置に誘導する出っ張りがついているスプリント。
私が今回作ってもらったのは、2番目の「全歯列接触型」になるかと思います。
これをつけて寝ることで、食いしばりを軽減し顎への負担も軽減してくはずです。
今までもマウスピースをつけて寝ていたので、特に違和感や億劫というのはないですが、今までよりも分厚いので、逆に無意識に食いしばるまではいかなくても、噛み締めてしまう感じがあるので、これでよくなるのか少々心配です。
現に、このスプリントをつけて寝た後の寝起き時は、顎の関節がやや痛いですし、それで目が覚めてしまっているので、改善されるのか様子を見ていこうと思います。