CMなんかで、皆さんもご存知かと思いますが、あのシルク・ド・ソレイユの「ダイハツ・トーテム」。この仙台公演に遊びに行ってきましたので、皆さんにシェアしたいと思います!
この中の仲間に、日本人の方もメンバーにいるんですよ!すごいですよね!
初めてのサーカス
実は今回が初めてのサーカスです!
小学生の時に、子供会の行事で木下大サーカスに行くっていうのがあったんですけど、うちの家は共働きで送り迎えができないって理由で参加できなくて…。それから月日が経って、念願のサーカスを見に行けます!
安易に考えすぎてた。。
夜の部だったので、午前中は買い物に行ったりして用事を済ませてゆったり支度。
前夜に地図とかルートを確認して、長町駅の近くだったので、同じ目的の人についていけばいいだろうなんて軽く考えてました。それがちょっとした間違いに。
バスに乗って、電車に乗って長町までユラユラ揺られ。そして長町駅に到着。
結構近くて、普段電車なんて全然使わない自分としては、びっくり。なんかすごく遠いイメージだったんですよね。これだったらちょっとだけ足を伸ばして、映画見に行ってもいいなとか思ったり。
書かれていたルートに沿って歩いてみたものの、テントらしいものもなく、何ならそれらしい人も歩いていない…。嘘だろ。
ライブとか、フェスとかは、それ仕様の人ばかりで目立つじゃないですか?だからすぐわかってついていけば、なんてことなく着くんですけど、今回は普通の住宅地付近で、他のもお店などあったのでそういう人を見つけるのが難易度高めでした。
前に劇団四季を観に行った時は、それっぽい人がたくさんいて、その人たちについて行ったんです。それで無事着いていましたし。時間帯が悪かったんでしょうか。
開始30分前に行ったので、あまりにも人が居なすぎたのかもしれません(汗)
結局、GPSを使うことにしまして、矢印に沿って歩いて行ったら、ちょっと遠回りをして居た模様。目的地を指し示す進路的に、信号を渡るべきと思って渡って少し歩いていたら、矢印が線から外れ始めるという事件が。
ジタバタと引き返している途中で、反対側にサーカスのテントを発見!
見つけてからは急いで、信号を渡ってまた引き返したりして、1回の青信号中に2回渡るっていう不審者みたいなことしてしまって、ちょっと恥ずかしかったです。
そして、時間を見たら開始15分くらい前で、走って入り口へ。
SS席のサウンドブースの隣を取って居たので、そこに着席。トイレに行きたかったなーとか、ジュースほしいなとか思いつつ時間がないので静かに待ってみました。
だけど、ここに来るまでにかなりダッシュしたから汗ダラダラで。ヒートテックにビッグトレーナーだったんですけど、トレーナーも裏地毛だから暑いじゃないですか?
もう、動けないし、その場でゴソゴソしながらヒートテックを脱ぎ脱ぎ。脱いだらかなり快適になりました。(春の服って難しいですよね)
開始ちょっと前から楽しいこといっぱい
そろそろ開始するって頃になると、広告のアナウンスが始まります。フジテレビ〜とかね、たくさんの企業が関わっているために感謝を述べます。
その間に、ピエロのような人やお調子者キャラの男の人たちが4人くらい出てきて、観客席をウロウロして色々と芸を見せてくれたり笑いをとったりします。
電気を使った芸や、スペイン語(多分)のお兄さんはひたすら観客席やら自分をカメラでバッシャバッシャ撮って行ったり。ハイチーズって言ってカメラを後ろに向けて、後ろの観客を撮ったりして笑いをとったり、ポップコーンを観客の頭にかけたりしてバラまいたり。
あと、マダムをナンパしてました!情熱の国の男はやっぱり違いますね!
私が座っているところにも来て、奥に座って居たから何も関わることはなかったんですけど、通路側とかだと絡みがちょっとあったり。
私の近くに座って居たサウンドブースの前の席の男女2人組は全員にちょっかい出されてたし、終わった時には2人だけ立ってたりしたから、もしかしたら関係者なのかなって思います。ピエロの赤い鼻貰ってたし…羨ましい!
トーテムのテーマは…
人の好奇心・欲望・情熱を追い求め、人類の誕生から現在、そして未来へと数億年の旅を続ける、"不可能を可能にする人類の進化"をテーマにした壮大な物語である。
演目ごとのちょっとした感想
私が行った時の演目はこちらになります。その日によって出演者のコンディション等で、内容は違って来る模様です。私が見たそれぞれの演目の感想を書いて行きます。(※公式サイトやイープラス等から画像をお借りしました)
ミラーマン
まず初めに、ミラーマンっという全身ミラーでできた服を着ている人が宙ぶらりんで降りてきます。もうまさしく、ミラーボールそのもの。
この人にスポットライトが集中すると、本当にミラーボールのように綺麗にキラキラと反射して、とても綺麗でした。最初だけじゃなくて、何度か綺麗な輝きを見せに来てくれます。
カラペース
ミラーマンが出てきた後は、このカラペースが始まるんですけど、トーテムの顔にもなっている象徴的な部分。カエルのような人たちが、この枠を使って鉄棒のようにグルングルン回転したり、棒から棒へ飛び映ったりする。
初めがこれだから、本当にもう凄すぎてびっくりした!そこにいるのは人間じゃない。もうカエルそのもの。人間では無し得ないくらいの飛び具合だったり、身の軽さだったりして、周りにいる人たちもカエルのような動きで、錯覚させられます。
フープダンサー
前半と後半で2回出て来るフープダンサー。この輪っかを使って舞います。
この輪っかがこの人によって輪っかだけじゃない動きを見せたり、丸いボールのように合体したり、マジックを見ているような気分になります。
何より、この衣装が素敵です!インディアン系のファッションってすごく昔から大好きで、アーケードゲームの鉄拳とかでも、インディアン娘めっちゃ使ってたりします。ただ衣装が可愛いっていう理由だけで!
だから、この人が出てきた時には、衣装の素晴らしさに感動しました。素敵ですよね、足元のフサフサが可愛い!
リングス・トリオ
イケメンの男の人が2人出てきて、この2つのリングでブランコのように大きく揺れたり、いろんな技を見せてくれます。命綱なんてなくて、己の腕の力のみで生み出される芸がとてもすごいです。
観客席まで近づいてきて、まるで3D。昔、綱にぶら下がったまま大きく揺らされたの思い出して、背筋がゾクゾクしました。
男性2人の演技の後、女性も出て来るんですけど、この女性の腹筋がマジでやばい!
ゴリゴリの6パック!女性らしい6パックじゃなくて、もう男性のような6パックなんです!
やっぱりこの芸をやっているだけあって、腕も逞しくて男性に負けじと腕だけの力で芸を見せてくれました。
ユニサイクル・ウィズ・ボウル
パンフレットを見たら、どうやら中国の人たちがやってるみたいですね!
確かに、CMでこの芸を見た時に「中国雑技団やん」ってなりましたもん。もう、これも衣装がとっても素敵です!コルセットとかアントワネットの時代の衣装とかも好きな自分としては、出てきた瞬間に感激しました。
これは一輪車に乗ってお皿を頭に乗せたり相手のお皿に乗せたりする芸なんですけど、実は私一輪車得意なんですよね!小学生の時に遊びまくってました。
やってたからっていうのもあって、親近感湧いて見るのも楽しかったです。
ですが、私が見た回はボウルを一人の女の子が自分の頭に乗せる時に、失敗してしまって。。もう一回チャレンジしたんですけど、それもまた失敗。。
しかも相手の頭にボウルを乗せるチャレンジでも失敗してしまっていて、見てるこっちとしては「すごい!」っていう感動じゃなくて「頑張れ!」っていう応援の気持ちに変わってしまってました。
一人の子が動いている相手の頭に乗せる時には、最初の方は観客に飛ぶくらい失敗してしまったりというのがあったんですけど、最後には綺麗に成功していました。
もう、こっちは安堵の気持ちでいっぱいです。(母心)
私だったらすんごく落ち込むから、裏でとっても落ち込んでないかなって心配になってしまいましたよ。次の演目が始まっても気になっちゃいました。
クラウン・フィッシャーマン
次は船に乗ったおじさん?がお魚を釣り始めるんですけどね、そこでボールを使った音の芸を披露してくれます。肩とか頭とか手に持っているボウルや鍋で、コンコンっと。リズミカルで見てても聞いてても楽しいです!
ビニールで白鳥も作ってました。ちゃんと首も動くしまるで生きているかのようです。
モンキー・ビジネス
画像を見つけられなかったんですけど、原始人の世界に行って、サルと原始人、人間と連なってよくある進化の過程に並んで歩くっていうコーナー?が。
わちゃわちゃなっている間に、気がついたらよく歴史の教科書で見る人間の進化の過程に並んでいてびっくりしました!アハ体験です(笑)
エスカラード
モンキービジネスの後に進化の頂点だった人間が。しなりまくる竹の棒のようなものでポールダンスのような技や腕だけの技を見せてくれます。
この画像のようにももちろんなるし、腕で棒を持って空中を歩く技などが観れました。この技ってテレビや動画で見てても思うんですけど、どんな筋肉してるんでしょうか。軽々と平気な顔して、すごいです。
トレアドール
検索しても出てこなかったし、それっぽいのがあったんですけど、記憶にもなくて。
多分、ラテンのダンスをしていたところの部分かなって思います。技を見る時間じゃなくて音楽を楽しむ時間だったような…
ラブ・バーズ
この演目は今回のトーテムの中で一番好きかもしれません!男女が出会い、恋が実る過程を空中ブランコの上で織りなされる、とても心がキュンっと来るものです。
空中ブランコの上で織りなされる技だけなのに、男女が出会い男性がアプローチして、女性はまんざらじゃないものの、まだ警戒してて徐々に女性も好きになって、最後は寄り添い合うっていうセリフもない状況で伝わるラブストリーが素晴らしかったです。
技ももちろんもの凄くて、画像みたいに肩でだけで女性を持っていたり、首をブランコの棒の部分に引っ掛けるだけでぶら下がって、なおかつ彼女を足だけで持っていたり。
女性が落ちた時には、すかさずキャッチしたりして「おー!」って何度もなりました。
クラウン・ウォータースキー
ジェットスキーでちょっとした芸を見せるというかコントです。息抜き時間。
エンジンが止まっちゃって、左の男性にコードをつなげて感電させてエンジン動かしたり、面白おかしく話が進みます。近くで見るとメイクがもう、絵画ですね(笑)
フープダンサー
2回目のフープダンサーは女性も加わって披露してくれます。
女性の衣装もとっても素敵で、インディアン感が可愛い!もちろん技もすごいんですけど、衣装の方がどうも私は意識がいってしまいました。
ローラー・スケート
この技は本当に凄かったです。
丸い台の上で技を披露するんですけど、正直この台も大きいものじゃなくて、男女2人がローラースケートをするには狭すぎる面積です。そこで、女性と男性はデュエット技を見せてくれます。
後半にはおもむろにロープを取り出して、女性の頭に男性は首につなげて男性はくるくると周り女性はその反動で振り回されます。振り回せながら体もクルクル回って、腰のフリンジが綺麗に舞います。
もうすごい大技すぎて、見てるこっちは感動ともに「彼女の首大丈夫?」って思っちゃいました。
ロシアン・バー
話は宇宙へ進み、宇宙人のような蛍光色に光る人たちが細い棒でトランポリンのように飛ぶ技を披露してくれます。本当にね、細いわけですよ、そこを飛ぶのもすごいんですけど、ちゃんとそこに戻るっていうのもすごい!
棒はすごくしなって、飛ぶ距離もとっても高くて、飛んだ瞬間にいろんな技を見せてくれます。
しかも人が棒を肩で支えてるんですけど、途中私は、その棒を持ってる人に意識がいっちゃって大変じゃないかなって。だって、全部のエネルギーが肩に集中してるんですもん。
最初の頃は肩めっちゃ痛かったんだろうなとか、変な感情移入をしてしまい。
気がついたら終わってました(笑)
フィナーレ
最後はこの曲を出演者全員で踊って終わります。
センターは6パックがすばらいしいあの女性です。踊りもキレキレでした。
空中ブランコの女の子は可愛いかったなーダンスもちょこちょこしてて可愛い!この曲、なんか楽しい気持ちになりますよね!
販売ブースと購入品
購入ブースはこんな感じでした。いたるところにカエル。
物販とかフードも色々とあって、食べ物もオリジナルポップコーン容器と一緒にポップコーンが売られていたり、チェロスが結構人気のようでした。
他には写真が撮れるブースがあったり、その場で食べれるようにテーブルが設置されていたりと会場外でも楽しめる感じです。
真ん中には協賛しているダイハツのオリジナルカーが置いてありました。
プロジェクトマッピングで車にトーテムの動画が映し出されています。この時はちょうどモンキービジネスの時の映像ですね。
今回の購入品
オリジナルプログラム ¥2,000
仙台公演だったので、伊達政宗とコラボしたステッカー付きでした。
ミニプリントクッキー(30枚入り) ¥1,200
ほんのに甘くて美味しいクッキーでした。いろんな技のプリントがされています。
まとめ
初めてのサーカスの感想としては、正直期待を大きくしすぎて、それを超えてこなかったのは確かにありました。個々の技はとても素晴らしいんですけど、物足りなさを感じましたね。
「えーもう終わり?」って感じで。
でも、いい体験ができました。とっても面白かったです。
次回また行く機会があるなら、席の位置は大事だなって思いました。私はサウンドブースの隣で前後も席、隣も席。キャストと絡むことも体験することもできないなーって位置に着席。
見やすさを求めて真ん中の席にしたものの、やっぱり最前列に近い位置に席を取った方がもっともっと楽しめたと今回の体験で感じました。次回は前の方を取るとつもりです。
是非、みなさんも行く機会があれば前の方をお勧めします!
今回のトーテムはプロジェクトマッピングをフルに活用していて、これが目の錯覚を起こさせます。海かと思えば、草原になったり、銀世界になったり。映像なのにリアルに見える自然さと綺麗さには驚きました。
物販ではフェスも控えていたので、あまり物を買いませんでしたが、バスタオルは素敵だったので買っても良かったかもしれません。
バスタオル(サンロゴ) ¥4,000
今回の私の演目にはなかったものです。めちゃくちゃ見たかった…。。
光るボールの技とか特に見たかったです。きっと綺麗だったことでしょう。
帰りにチラシをもらったんですけど、何やらリピーターは最大6,500円の割引になるみたいですね、行こうかなって思ったんですけど、結局行けず。
また来年、新たなシルクドゥソレイユを楽しみにします!