前回は、ようやく術後矯正をスタートさせたわけですが、術後の入院生活でもちょいちょい話に出ていたゴムかけについて紹介したいと思います。
これは顎変形症の術後だからって言うわけでもなく、普通の矯正をしている人にも、矯正の後半にゴムかけをする可能性があるので、矯正をしている人全員に、関係があることかなと思います。
ゴムかけとは
私も矯正をする前に、歯と歯の間に隙間を空けるため、入れていたゴムこと、"エラスティックゴム"に、再度お世話になります。
そのゴムを、先生に指定された位置に、矯正器具の上下にゴムをかけることで、顎が引っ張られるために、上下の調整と、噛み合わせの調整を行なっていきます。
他のブログでは、沢山のゴムを使用して、ゴムかけをしている人もいました。
私は、噛み合わせがいい状態だったので、今の所、2本ずつでゴムかけをしています。
術後の入院生活には、起きている間は1本ずつ、寝ている夜間は2本ずつとなっていましたが、術後2ヶ月で昼夜問わず1本ずつとなりました。
都度、先生の調整によって、かける場所も異なる場合があります。
左右対称ってわけでもなく、私の場合、最初は左右対称でしたが、退院前には右と左でゴムをかける位置が変わり、今も退院前の位置とは変わっています。
ゴムかけは毎日
基本、ゴムかけは毎日、自分で交換します。
経過によって、ゴムの太さや弾力も変わります。画像のような種類のゴムを、1パック渡されて、お猿さんが可愛いゴムかけ専用のアイテムで、ゴムかけを行います。
病院によってカンガルーだったり、いろんな動物があるみたいです。
最初は、本当に苦戦します。でも、コツを掴めば次の日からでも、簡単に付け替えることができます。緩めのゴムであれば、なおさら簡単に装着可能。
今では、コンタクトの方がつけるのに苦戦するくらい、ゴムかけはマスターしました!
朝、起きて歯を磨く時に、ゴムを取って磨いた後、付け替える。昼も夜も同様に。もちろん、各々のやり方やその日の状況にも変わってくるので、臨機応変に。
先生によって、食事と歯磨きの時以外はつけておくように言われるようです。私は、1日中としか言われてなくて、食べづらいながらも、食事中もゴムをつけたままです。なので、めっちゃ挟まるし詰まる…
そして、私はお昼に交換をしないでいると、夕飯にはパチンと言う音とともに、ゴムが稀に切れちゃいます。こう言うことも、日常生活を送っていると起きます。
歌いまくったり喋りまくったり、笑いまくったり食べまくったり。ゴムに負荷がかかると、切れちゃうみたいです。痛くはないけど、びっくりしちゃう!
なので、外出時にもいつでも交換できるように、ゴムは携帯しておいた方が良さそうです。マスターしていれば、トイレでさっと付け替えられます。
ゴムかけは自己責任
最低でも15時間以上、できる限り24時間は、ゴムを装着しておいた方がいいそうです。
普通の矯正を行っている人なら、面倒だとかいろんなことで、サボってしまったりするでしょう。私のような顎変形症の場合は、顎の固定もあるので、サボることは成功した手術をダメにしてしまうし、回復が遅くなってしまいます。
普通の矯正でも術後矯正でも、サボればサボった分、進捗が遅れていくし、もしかしたらもっと、面倒なことになるかもしれません。
今までは、先生が頑張ってワイヤーをつけて、調整をしてくれていましたが、ゴムかけは唯一、患者自身が頑張る期間です。
自分次第で矯正期間が、変わってきてしまう。やっぱり早く矯正器具、取りたくないですか?
綺麗な歯並びで、遊びに行きたいじゃないですか。後半の期間に始まるからこそ、踏ん張りたいです。
体験してみて
感想としては、ご飯の時や喋る時に、少し邪魔に感じる以外は、いたって普通。特に、面倒だって思うほどでもありません。
実は、かなりの面倒くさがり屋なので、私ができるんであれば、皆さんもできます!っといか、早く終わらせたいと言う気持ちが大きすぎて、ちゃんとやってるんじゃないかなって。
きっと何人もの患者を、見てきている各先生には、どれだけゴムかけを頑張っているのかも、噛み合わせでわかっちゃうんだと思うので、頑張って褒めてもらいましょう!
そして、早く綺麗になろうって思いました。
喋りすぎたり歌いすぎると、ゴムが頬に擦れて、ちょっと口内炎みたいになる時があるので、ほどほどに。
ご飯の時も邪魔だけど、取っていいって言われれば取れます。ただ付けっぱだと、めちゃくちゃご飯とか、繊維質のもの挟まるんでできれば早く取ってご飯を食べたい…
あと、短い間のゴムかけ、一生懸命サボらずにやって、春頃には外せるようになりたいです!
やっている方いたら、一緒に頑張りましょう!