前回は、ブラックトライアングルについて紹介しました。
今回はその治療をしていきます。
口内チェックとクリーニング
病院へ着くと少し待合室で待った後に、部屋へ案内されました。助手の先生に口内のチェックをされ、噛み合わせの状態を見た後ゴムを外し、ワイヤーを取り外しました。
そのあとは、いつも通りクリーニングをしてもらうんですけど、私は基本最低限しか病院では話さないんですよ。あまりにもいい天気で9階からの空がとっても綺麗だったんで、「今日はいい天気ですね」って、つい衛生士のお姉さんに話しかけてしまいました。
フェスとかの時には、パリピのコミュ力をフルに発揮して、知らない人に話しかけて友達作っちゃう派なんですけどね、何でかそれ以外は無口なので(笑)
少し天気の話で盛り上がったあと、クリーニング開始。
フロスで隙間の汚れを取ってもらったあと、超音波で隅々まで綺麗にしてもらいます。今回はあまり痛いと感じるところはなかったものの、器具を使って汚れを細かく取っている時には、歯茎に何回か刺さって痛かったです。まだ少し歯茎腫れてるんですよね…
そのあとは、歯間ブラシと全体的に歯磨き粉を使っての洗浄を行って終了しました。
ブラックトライアングル
クリーニングが終わってからは、いよいよブラックトライアングルの対応です。
小さいガラスカッター(ノコギリ)のようなものを使って、歯と歯の間に入れて、少し側面を削っていきます。助手の先生は「染みたら言ってください」なんて言うから、どう言うものなのか未知の世界すぎて、不安だったんですけど、結論から言うと全然痛くなかったです!
ただただ振動がすごい!多分、あの処置をされている時に「ああああー」って声を出せば良いビブラート出せた気がします(笑)
最初の振動が一番すごいくらいで、あとはもう痛くも痒くもなく、どうなっているのかもわかんない感じ。でも、これ正直、私の前歯が今も感覚が鈍いままなので、もう少し感じるのかもしれません。鈍感のあまり、どの前歯の間を、削ってるのすらわからなかったので。
5分くらい前歯を削る処置をして、あっという間に終わりました。
あとで、鏡で見せてもらったら、自分が想像するほど削られてなくて安心しました。マドンナばりに削られてたら、恥ずかしくなるかなーとか思ってたんですけど、ミリ単位の削り具合でした。
何やら回数を重ねて、削っていくようです。一度に多く削ってしまうと、しみる原因になるんですって。
ちなみに、真ん中の前歯が一番綺麗に三角形に広がりがひどかったんですけど、削ってもらったその日の夜には、かなりブラックトライアングルが小さくなっていました。私の歯の動き半端ない!
ワイヤー交換
削る作業が終わったら次はワイヤー交換。上顎は前回よりきつめのワイヤーになったそうです。多分、隙間を埋めるためでしょうね。止めるのはワイヤーとゴム。
そして削った前歯にはプラスして、繋がっているゴムを。なんか、奥歯を止める時かなり助手の人が苦戦していて、もうほっぺた顔から剥がれるんじゃないかってくらい引っ張られました。
まだ少し顔面の麻痺というか、筋肉の硬直がある分、強い力で引っ張られると激痛で、色んなことが心配になりました。何とか頑張って止めてくれましたけどね。一応今のところほっぺたくっついてます。
今回の治療費とゴムかけ
ゴムかけは前回までは、1日中は左に1本のみで、夜はそれにプラス右に1本かける形になっていましたが、今回から右の1本ゴムかけを、1日中する方向に変わりました。
どうやら左の噛み合わせは完璧なんですけど、右の奥歯の噛み合わせが、まだ浮きがあるみたいで、それの調整のためですね。奥歯だから笑ったりしても見えないし、口もやや開きやすいんで、今までよりは口開けるのに抵抗ないです。
そして、今回の治療費は保険適用で、2,150円でした。
削る作業が入ってるので、高くなるかとドキドキしてましたけど、前回より安くてびっくり。大したことしてない時に限って、すごく高かったり。
完全にブラックトライアングルを、無くすことはできないみたいですけど、できる限りマシになってくれることを祈ります。
そして、もう少しで治療が終わっちゃうのかーって、みんなにも会えないのかって思うと寂しい気持ちがふつふつ湧いてきて、終わって欲しいような終わってほしくないような、複雑な気持ちになってます。