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【顎変形症】手術当日レポート【プレート除去】

前回は、入院初日でいろんな手続きなどをしました。

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入院2日目〜手術当日〜

手術時間になるまで怠ける

入院した次の日は、手術という前回とは違ってスピード感がある感じです。

前日は隣のおばあちゃんに無駄に起こされてしまったり、3人のおばあちゃんたちのいびきで眠れなかったりしましたけど、入院するまでの1週間は緊張していたのか、体調がかなり悪くて寝不足が続いていたので、就寝21時でも結構あっさり眠れました。

6時になって検温が始まったけど、ベッドの上で看護師さんが対応してくれて、終わったらそのまま時間になるまでベッドで寝てました。9時間近く寝てるはずなのに、この時の私には睡眠が足りなさすぎて、もう毎時間眠い状態。

8時半くらいに母親も来てくれて、その頃からやっと起き出したけど、やっぱり眠いしお腹減ったし。前日に忙しくて挨拶に来れなかった執刀医の先生が朝に挨拶しに来てくれて、緊張してるか聞かれたけど正直に「眠い」って言ったら「これから思う存分眠れるから」って言われました(笑)

前回は、鼻にチューブを入れていたために、鼻腔の変形が起きてしまったので、今回は前回のことを踏まえて一切鼻にチューブを入れずに、喉へのチューブになりました。また鼻にチューブを入れて変形する恐れがあるからね、心配していたところを考えてくれて良かったです!

いざ行かん、手術室へ

時間になって看護師さんが来て、手術着へ着替えて手術室へ行くことに。

今回も前回同様に一例目なので、点滴は手術室で行うため直行で手術室に行きます。前回は集中治療室へ行ったり、個室へ行ったりっていうことがあったので、荷物を結構持って行ったりしてましたけど、今回は手ぶらの身一つで手術室へ乗り込みます!

母親や看護師さんとお話ししながら手術室へ行き、途中から母親とはお別れして看護師さんと2人きりになったら、看護師さんに「お母さん陽気な人だね」って言われ、なんか前回もそんなこと言われたようなっていうデジャブな気持ち。

どこへ行っても母親はいいキャラしてるって言われるような人なので、娘はもう慣れっこです(笑)やっぱり手術ってなると親とかは強張ってる人が多いみたいで怖いんですって。

手術室の待合室みたいな空間で看護師さんと待ってると、担当する看護師さん2人と合流して書類などを渡した後に、髪の毛をメディカルキャップに入れてもらったんですけど、ちょうど私の今の髪の毛が、腰のちょっと上くらいの長さなために、看護師さん2人でひたすら「長〜い」って言われて、なんか女子高生に囲まれた気分になりました(笑)

そのあと、麻酔科の先生と担当の先生とも合流して自分の手術室へ。その間にも「緊張してないみたいだね?いいことだ」って言われ、私が「お腹減った」っていうと「そりゃそうだよねー」って結構フランクな先生たちと会話しながら向かってました。

秒で夢の中

部屋に入って、昨日のことのように1年前の手術の時のことを、フラッシュバック並みに思い出しました。

手術台の上に横になって、着々と準備が始まります。心電図とかいろんなものを体につけられたり、テープでメディカルキャップを固定するのに巻かれまくったり、麻酔科の先生が点滴を刺し始めるんですけど、刺し終わった後に「痛かった?」って聞かれて「ちょっと」っていうと「すみません」っていうちょっと和むやりとりをしてくれたり。

酸素マスクをつけられて、別の先生も来て挨拶されたけど「誰だ?」とか思っている間に、咳が始まって、左腕が痛くなるって言われて確かに左腕めっちゃ痛くて、その間にも何度か名前を呼ばれたんですけど、返事を2回くらいしている間に気がつけば眠らされていました。

前回よりも絶対眠りにつくの早くなってる気がする。緊張せずにリラックしてたのもあるんですかね?

無事に覚醒

手術が終わってから名前を呼ばれながら軽く揺さぶられて、なんとなく聞こえるから返事するってくらいまで覚醒して、ベッドまま病室へ運ばれて行きました。

かすかに覚えていることはエレベーターに乗ったことくらいかな…。病室に戻って来た後は、先生や看護師さんが冷えピタを顔に貼ってくれて「顔小さいな」って言っていたのを私は朦朧とする意識の中、ちゃんとキャッチしました。(嬉しい)

だんだん意識が戻って来たら、尋常じゃないくらいに喉が渇いていたんですけど、まだ飲ませてもらえないわけで、酸素マスクの下で死にそうになりながらクターっとなってました。もうカッスカスなんですよ。舌もカッスカス。

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2時間後までは何もできないので、黙って寝ているんですけど、なぜか奥歯がすごく痛くて、縫合した部分とかじゃなくて、純粋に歯痛なんですよね。鈍痛だから地味に痛いわけです。

痛み止めを打ってはくれてるんだけど、それは歯痛には全然効いてくれなくて錠剤の痛み止めを処方してくれることになりました。

歯痛とのどの渇き耐えながら、30分ごとに来る看護師さんを数えるばかりで、だんだん体温は上がっていたりして、風邪引いた時の熱って感じで、だるいしぼーっとするし、しんどいっていう何十苦。

でも、前回と比べると鼻で難なく呼吸ができてることは、とっても快適で、呼吸ができてるだけで、こんなにも違うのかって改めて思いました。

1年前の吐き気再び

やっと2時間以上が経過して、飲み物を飲めるように。

軽く口をゆすいだら、少し血の混じった唾が出て来るけど、歯を抜いた時みたいな大量な血ではなくて軽くって感じ。その後にたくさん水を飲んで、錠剤の痛み止めもついでに飲みました。たくさんの水が飲めることで看護師さんも安心してました。

その後も、寝て起きての繰り返しで執刀医が来たり麻酔科の先生が来たり、担当医が来たりと様子を見に来てくれていました。しんどいってひたすら言ってました、私(笑)

時間が経つにつれて歯痛は落ち着いて来たものの、胃のムカムカが酷くなって来るのです。ゲップが出ないで、胃に空気があるって感じでゲップが出れば楽になるのに、出ないからムカムカして…。

3時になってゼリー等食べてもいいことを言われたので、振って飲むブドウジュースを買って来てもらって、食べる&飲む。適度な甘いもの最高!!

しばらくしてトイレに立とうと思ってゆっくり座ってから、お母さんの手を借りて立った瞬間に、吐きそうになるという事件が発生。一瞬にして上を向いて座る私。

看護師さんも袋持って来てくれたんですけど、1年前の吐き気と気分の悪さがフラッシュバックして、ますます気持ち悪くなり、勝手に流れる涙を拭きながら横になりました。そこから落ち着くまで横になっていたけど、やっぱりトイレには行きたいわけで、頑張って行くためにゆっくり立ち上がる準備をするんですけど、立ち上がることが怖くて怖くて。

また、あの吐き気に襲われたらどうしようみたいな。自分と戦いながらどうにかトイレに行くことができました。

吐き気止めの効果はテキメン

トイレに行くために立ち上がったらゲップが出て、その後も体勢の角度を変えたりすると、ゲップが出るようになって少しずつ胃の気持ち悪さも取れて行きました。

それでも気分が悪いなーっと思っていると、夜ご飯の時間になりご飯が配られました。この日からきざみ食でご飯はおかゆです。蓋を全部開けて見ると吐き気が…

そっと全部の蓋を閉じました。唯一食べれそうな味噌汁だけを飲んで、おかゆも一口だけ食べてみたんですけど、前回、1年間おかゆ食べ過ぎて食べたら辛い思い出を思い出して、食べたくなくなるという。完全なるトラウマ。

早々にギブアップして薬をとりあえず飲んで、ぐったりしていたら看護師さんが吐き気止めを打ってくれました。この吐き気止めは結構、効き目があるらしく、期待してしばらく安静にしていたら吐き気と胃のムカムカが取れて行きました。

そこから頑張っておかずはほとんど食べて、ご飯は半分くらい食べることができました。吐き気止めすごいよ!最高!

ご飯後に落ち着いてからトイレに行ったら、もう点滴が終わっていたみたいで、手を下ろしたら血が逆流しちゃって点滴の管の半分が真っ赤に!

めちゃくちゃ焦ってナースコールして、生理食塩水で戻してもらいました。

血液の逆流って何度見ても怖い!ついでに、ご飯も半分以上食べることができたので、この日に点滴を常時打つことはなくなりました。

水分とかも取れていたので、抗生物質を打つ時以外は、点滴をしなくて良くなったのです。これも吐き気止めのおかげだ!

でも、おかゆを食べて思ったのは去年の悪夢で、私はどうやらおかゆが苦手な食べ物に変わってしまったようです。当分いらない。。でもおかゆ専門店とか行った時に、食べられるようになっていて欲しい。

この日は生傷があるし顔が腫れてたので、うまく食べ物を噛むことができず、ほとんど飲むって感じで、歯磨きもしづらいし何より立っていられなかったので、口をうがい薬と水でゆすぐだけで終了して、さっさと寝ました。

 

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