前回は、プレート除去の手術を受けました。
術後1日目(入院3日目)
採血は最後まで油断ならない
前夜は布団が少し当たるだけでも痛みを感じたんですけど、工夫して寝れば特に問題なく横にも仰向けにも寝ることができました。前回のように呼吸に苦しんでいないので、術後も快適に眠れてはいるけど、やっぱり何処と無く頭が重いのは取れません。
検温の前に尿検査を済ませて、検温もしてもらい採血を待つことに。少ししてから採血に来てくれたんですけど、いつも以上に採血後のアルコールが沁みて、こんなに染みるもんだったのかなって思ったけど、こういうパターンもあるんだろうと個人的に納得して気にしないようにしました。
この日の夜にテープを剥がしてみると、刺した一点だけがかさぶたになってるんじゃなくてその下まで1cmくらいかさぶたになってて、確実に切れてるやんみたいな状況に。夜勤の看護師さんに言ったら、どうやら針を抜く時にうまく抜けなかったみたいで、切れてしまった可能性があると…。そりゃアルコールは染みますよね、、。
しょっぱなから教授の総回診
朝ごはんが出て来て、吐き気のあった昨日の今日だけど結構食べることができました。おかずはほとんど食べることができて、ご飯も7割以上は食べれました。心配だったけど、術後1日目から食欲はあったので一安心。
朝は診察もあるので、ゆっくり慎重に歯を磨いてみることに。口が開きにくくて奥歯の上を磨く時に歯ブラシが入りにくいところはあったけど、比較的ゆっくり磨けば全体的に問題なく磨くことができました。
ほっぺが腫れているから下の歯とほっぺの間にものが溜まってしまいがちですけど、クチュクチュすればどうにか取れるし、術後1日目でも血が出ることなく順調そうでした！
唇も荒れに荒れていて、軟膏の塗りまくっては皮がふやけたのを剥がすの繰り返しって感じで、しかも右の下唇と上唇の境目が裂けてて、去年もここ裂けてたなーって思いました。
歯を磨き終えてベッドでゆっくりしていると、アナウンスが入って診察室へ。執刀医の先生も来ていて口の中をチェックしてから、教授の診察を待っていました。
教授による口内の消毒をしてもらい、綺麗にしているとお褒めの言葉もいただきました。左は結構、腫れもひどくなくてご飯も食べやすいんですけど、右はどうも腫れがひどいし痛みも結構あるから、消毒してもらうときも痛みがあってちょっと辛かったです。
執刀医の先生曰く、3日目が腫れのピークだからもう少し腫れるよと言われ、前回も腫れのピークは3日目だったから、予想通りで覚悟もしていたから問題なしです！
腫れ具合などをみてそろそろ退院の目処を考えるといいよって言われました。めっちゃ早い！予想以上に早すぎる展開です。。
手術した次の日からはしんどい
診察が終わって時間は書いていなかったですけど、動いたついでだしさっさと終わらせておこうと思って、重い頭と体を動かしてレントゲンを撮りにあっちへ行ったりこっちへ行ったり。
前回も思ってたんですけど、なんで術後すぐにレントゲン撮らせるのかね〜。必要なことだから仕方ないのはわかるんですけど、正直手術を受けた側から言わせてもらうと、しんどいの極みなんですよ…誰か、車椅子ください…。
歩きまくって待合室で時間になるまで待ったり、何よりエレベーターに乗ってる間が本当にしんどい。元々エレベーターが苦手な軟弱な三半規管を持っている人間からしたら、頭が重い時に乗ったら倍よ、この気持ち悪さ。
なんとか任務を遂行して、ベッドに倒れこんでいると10時の検温になり、そのまま抗生物質の点滴を受けました。点滴が終わったらそのまま疲れた私は夢の世界へ。
母親の携帯は携帯できない携帯
グダグダ寝ていたら気がつけばお昼の時間に。もう食べて寝ての繰り返し。食べることさえも疲れるくらい。色々と午前中に疲れすぎて、お昼は半分くらいしか食べることができず…。
座っていること自体に疲れてしまって、歯を磨いた後にグダグダ寝ていたら、母親がお見舞いに、この日も来てくれました！
母親が来る前に、おかゆがあまりにも味がないので、ふりかけを持って来るように頼んだんですけど、母親は大事なふりかけを持って来てくれませんでした。
なぜなら携帯が死んで私のラインは届かぬまま。
うちの母親の携帯は、充電器につながっている状態じゃないと、すぐに落ちちゃうくらいのレベルに達してるのです。もう延命状態。早く買い換えろって言ってるんですけどね、母親に対してドケチの父親は、なんでか知らないですけど5年以上使っているのに、携帯買い換えてあげないわけです。
携帯できない携帯だし、画面バッキバキだし。何考えてんだ？ってなわけで、私のふりかけは手元に届かなかったので、1階のコンビニで買い出しに行くことに。
母親のお昼とか買ってあげて、ついでに梅肉のチューブも買ってみました。母親は果物屋さんでブドウ買ってました。食べられない私…ずるい！その後病室に戻って来て、母親とお話をしながらダラダラした後、母親はお家へ帰っていきました。
夜の診察はございません
母親が帰った後も疲れてしまったので、寝ていたら麻酔科の先生が訪れて調子を聞かれました。今回は、結構麻酔科の先生や担当医の先生がちょくちょく伺いに来る印象です。
それからしばらくして、夜ご飯の時間に。夜ご飯はちゃんと全部食べることができました！お昼は、やっぱり朝食からすぐだから入らないのが正直なところですね。おかゆで消化がいいって言っても、結構量あるし。
夜ご飯を食べ終わった後に、ベッドでゆっくりしていたら夜の抗生物質の時間に。1日1回だけだと思ってたんですけど、どうやら1日2回のようです。
点滴をしている時に、点滴を刺されている左手が痛いことを看護師さんに言ったら、今の所は問題ないとは言われたんですけど、もしかしたら動かしたりすると血管の壁に管が当たって痛いのかもねってことでした。
点滴が終わってから、歯を磨き水を汲みに食堂へ。食堂で久しぶりにテレビを見ようと思っていたら、テレビ付近のテーブルを大学生４人組が占領していて、盛りに盛り上がってて。
チャンネル変えることができず、遠くのテーブルでどうするか悩んで30分くらい座っていたら、やっぱり座ってることに疲れてしまい、諦めて病室へ戻ることに。警察の番組見たかったな…
それから寝る準備をして顎に冷えピタを貼って、動画を見ながらこの日は寝落ちしました。手術翌日の割に結構動いて疲れたそんな1日でした。
術後2日目(入院4日目)
イソジンは肌荒れしがち
2回の顔周りの手術で感じるのは消毒のためのイソジンは私は合わないんでしょうね。毎回顔がすごく荒れるんです。いい状態に戻すのに苦労するのに！
片手のみの生活は何かと不便
歯磨きや洗顔を終わらせて、朝の診察へ向かいます。この日の診察は担当の先生ではなく、麻酔科の先生でした。傷口の調子を見てもらって消毒を行ってもらい終了。
今回の手術は診察が本当にすぐに終わるから、この診察が終わると1日の仕事も終わりです。
帰って来てから朝の抗生物質の点滴を打ちます。時間にして30分くらいです。終わったらナースコールで知らせて取ってもらいます。昨日に引き続きやっぱり左手が痛みを感じます。本当に大丈夫なんだろうか…正直心配です。
10時の検温の時間になって、看護師さんが来た時に温かいウェットティッシュを頼んだんですけど、20本くらいの大量で困惑するくらい持って来たんですよね（笑）
このウェットティッシュが温かいっていうより熱くて、冷ましてから使おうって思っても冷えるのも早くて、ちょうどいい使い方がわからない。でも、久しぶりにこれで体を拭いてすごく気持ちよくなりました。
なんだかんだ言ってゴロゴロしてるだけって言っても、汗はかいてるわけだし。下着も取り替えたりして、気持ちよく今日は眠れそうです！でも頭も痒くなって来て、頭も洗いたい衝動に強く狩られてしまいました。
結局、2個くらいしか使わなかったわけですが、片手だけで体を拭くのも洗顔同様に大変でした。左手は完璧に使えないわけじゃないけど、痛みが出て来てるから右ほど勝手がいいわけじゃないから、とても不便でした。
退院日を食堂で決めちゃう軽めな先生
そうこうしていたらお昼の時間。このお昼ご飯もしっかりと完食したものの、胃の調子が悪くて痛みを感じ始めたので、横になって見たもののあんまりよくならない。でもそのまま横になっていたら気がつけば夢の中へ。
この日は、ダラダラせずに少し動こうと思ってたので、十分寝たし少し胃の調子が良くなっていたから食堂でお絵描きすることに。
前回は、大人の塗り絵を持っていたんですけど（初日しかできなかった）、今回はスクラッチ型のでアート本を持って行きました。荷物もかさばらないしいいかなって思って。
入院のためにってわけじゃなくて、日頃からやろうと思って、買っておいたのがあったのでちょうど良かったです！なんだかんだ買っただけでやってなかったし。
食堂で削って遊んでいたんですけど、やっぱり座り続けることが疲れるし、下を見ることが頭の重い今の自分にとっては、非常に疲れる動きでしんどかったです。
メントス食べながらぼちぼちやって、だいたい2時間以上やって見たんですけど、完成したのはこんな感じ。
塗り絵とかパズルとか、こういうのって無心になれるからいいですよね！すごく嫌なことがあった時とか、うまくいかなくて悪い方向にばかり考えてしまう、落ち込んでる時とかに、やると忘れられるし、気持ちを切り替えてくれるからオススメです！
食堂で暇をつぶしていたら、担当の先生が来て朝に診察できなかったことを謝られました。
これからの経過の話を軽くしてくれて、退院はいつにする？って急に聞かれ戸惑う。しかも明日？とか聞かれて、いやいや急すぎるでしょ、いくらなんでもって感じでした。
次の日の日曜日には両親が来るので、荷物を大方持って行ってもらった次の日ということで、2日後に退院が決まりました。ほとんどノリで決めた感じです。（笑）
右の頬に激痛が走る
絵も完成したことだし、退院の日取りも決まったことだしってことで、病室に戻ることにして少しベッドに横になっていたら、気がつけば夜ご飯の時間になっていました。
なんか今回こんなパターン多くない？ひたすら寝てるかご飯みたいな。
夜ご飯は私が大好きなかぼちゃの煮物！ペーストだけど。いいの美味しいからいいの。
夜ご飯無事に完食して、この日は朝昼晩と全部完食でした！ここで気がついたんですけど、結構いい感じのおかずばかりで、おかゆをおかずだけで食べることがほとんどできて、しんどい体を引きずって買った、梅肉を全然使わないという。（笑）
果たして退院までにこの梅肉パイセンは使う時が来るのでしょうか…。
そしてご飯を食べ終わったら歯を磨きに行くんですけど、この日歯を磨く前に口の中をクチュクチュしていたら右の頬に激痛を感じるわけです。
痛すぎて、全ての動作を止めてとりあえずその場で安静にしてました。頭の中はパニックですけど。
ゆっくり丁寧に歯磨きを終わらせて痛み止めを飲んで、この日の夜は右の頬にだけ冷えピタで冷やすことにしました。激痛すぎて怖い！
不安な気持ちを抱きながらベッドで検温までゆっくりしていたら、19時じゃないのに看護師さんが来て血圧と体温測れって煽られて、なんで時間じゃないのに怒られないといけないんだなんて思いながら渋々血圧を測りに行きました。理不尽反対！
その後、夜の点滴をしてもらっていつも通り終わってナースコールで呼びまして、検温の時のせっかち看護師さんが対応してくれたんですけど、逆流した分とかを生理食塩水で流すわけです。
ここで大抵の看護師さんはゆっくり対応しながら「冷たくなりますよー痛くないですかー？」って聞きながらやってくれるのに対して、この看護師さんは「痛くないですか？」って言いながら、注入するスピード早すぎて冷たいし血管膨らむし、地味に痛いし。雑すぎて色々と怖くなりました。
この日は災難ばかりだったなーとか思いながら、ベッドでゴロゴロしていたら就寝の時間に。頭痒いし、テープずっとつけっぱの左手も痒いし痛し。
今日は昼寝ばっかりしてないのになぜか眠れず、眠たくなる動画とかを見て眠気を引き出すも、いびきが気になりだしたら眠れず、2回ほど巡回をやり過ごしながら、どうにか24時ごろに眠りにつくことができました。
