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【顎変形症】術後レポート:5日目【入院】

前回は大きな血の塊の鼻くそがとれたことで、呼吸ができるようになりました。

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術後5日目(入院8日目)

薬が食欲を減退させる

朝は比較的、鼻が通ってることが多いから、朝ごはんは結構食べられたりします。

でも、この日は夜にいつも診察してくれている人が、夏休みで居ないので、鼻の吸引をしてくれません。だから、出来るだけ鼻が詰まりそうなことは避けたいけど、気持ちとは裏腹に詰まっていくのです…

いつまで心地よくいられるのだろうと、不安でいっぱいでした。

朝ごはんは、牛乳とお味噌汁だけ全部頂いて、他のは全部残す形になりました。

濃厚流動食を、完璧に体が拒否し始めて、何の味を飲んでも吐きそう。この日は、コーヒー味。

薬がまずいから、少し味のあるものを混ぜて誤魔化してみたら、裏目に出て吐きました。

どうにかして薬を飲むために、服薬ゼリー的なものを買おうってこの時、心に決めました。薬を飲まないといけないから、食事の時間が来るのが嫌だった。

皆さんは、ちゃんと食べましょうね。弱っていきますよ、本当に。

朝はゆっくりテレビを見る

この日は、やっと点滴を外しました。1週間くらい点滴にお世話になってましたね。

普通の人はそんなこと無いので、安心してください。水分も食事も取らない取れなかった私が、いけないわけです。

牛乳を全部飲んだからなのか、少しお腹がゴロゴロなり始めてました。まだまだ便秘気味だから、いい影響になってればいいんですけどね。

まだまだ「喉が痛いな〜」なんて思いながら、午前中はテレビを見に食堂に行きました。

点滴に繋がれてないだけで、こんなにも動くのが楽なのかって改めて感じましたね。点滴の機械が充電式なので、動くときにはアダプターを外して動くんですけど、長い間ウロウロしてると、ピーピーなっちゃって、即ベッドへ戻らないといけないんですよ。

これがないだけで、安心して色々といけます。3時間くらいテレビを見て座っていたら、やっぱり疲れました。

流動食との戦い

お昼もやっぱり、喉を通らないわけです。見るだけでも、聞くだけでも嫌で嫌で。

吐きそうになるくらい拒否してました。まずいとかいう訳じゃないんですけどね。かなりストレスになってたみたいです。

お昼は少しだけ食べて、痛み止めもお休みしてみました。

この頃から飲まなくても、痛まなくなってましたね。いつまでも飲んでるのは、良くないし、まずいお薬を少しでも減らしたかった。

朝に、激まずなお薬を作ってしまったので、尚更、嫌な気持ちにもなってるんですけど。

多くても極力、別々に飲むようにしましょう、混ぜると不味さを増量させるだけです。

この日の夜は、ワイヤーで固定されている部分を外して、ゴムに変える予定で「だいぶ楽になると良いな」って「喋れるようになると良いな」って思っていました。

この間は、頭を横か縦に振る、もしくはホワイトボードで会話をするって言う生活です。

会話はやっぱりストレス解消

午後からは母親が来るということで、来るまでは病棟のフロアを20周以上くらい歩いて、運動しながら、お腹を減らすように努力してました。

休憩してる間に、母親が来てのど飴と服薬ゼリーを買いに1階へ。

のど飴は買ってもらったものの、結局割れなくて、家に一度持って帰ってもらって割ってきてもらうことに。かなり部屋が乾燥するから、飴で少しでもマシになればいいなって思って、買いました。服薬ゼリーは大人用のが無かったので、子供用のチョコ味を購入。

その後は、ホワイトボードを持って、食堂でテレビを見ることにしました。

夕方の再放送ドラマを母親と見ながら、今まであったことや、感じたことをホワイトボード書きながら、母親に聞かせました。誰かに何かを伝えるっていう、話をするっていうのは、かなりストレス解消になります。

この間に、不意にくれる人の優しさや言葉を感じると、すごく泣きそうになります

メンタルが弱ってるのもあるけど、辛い生活を送っている中で、優しさに触れるだけで、かなり涙がこみ上げてきます。

でも、鼻が詰まっている自分としては、この通っている右の鼻だけは守らなければならない。

となると、泣けないんですね〜。泣いてしまえば、少しは精神的にも楽になるんだろうけど、泣くと鼻水が出て、鼻声に少しなるじゃないですか。そうなると呼吸が辛くなると思って、我慢してました。何度この極面になって、この選択をしたか。泣きたいときには泣きたいです。

3度目のお薬との対決

夜になると、やっぱり鼻の通りは悪くなっていて、ご飯の暖かさで鼻水が出て、ますます鼻を詰まらせるという、負のスパライルに毎日、遭遇しているわけですが、この日も鼻づまりのせいで、何度も休憩しながら、ご飯を食べるということになりました。

我慢できないときには、点鼻薬で鼻の通りを良くして。でも、これもその場しのぎなんですけどね。

午後に買ってきた服薬ゼリーで、お薬をコーティングしてシリンジで試みたんですが…撃沈。

まず、シリンジから全然ゼリー出てこないんです。硬すぎるゼリー。

そして、チョコ味をも超える抗生物質の味。もう、混ざり合って魔物に。吐きました。

朝のコーヒーの件でもう、タリーズの前を歩くだけ、吐きそうなくらいトラウマに。

夜も悪い魔女が作ったような激マズな薬を作ってしまったのです。結局は、ポカリで我慢しながら飲むくらいが、何よりもマシでした。

不味い薬を、ますます不味くして吐くよりは、不味い薬を我慢して、水やらポカリで飲んだほうが100倍マシと言うことです。

皆さんも、何にも混ぜずに、我慢して飲むことをおすすめします。

顎間固定ワイヤーからゴムへ

夜ご飯を食べたあとに、歯磨きをしてると朝の先生が来て、「処置するから来い」と。

でも、まだ終わってなかったので「ゆっくりでいいから終わったら来てね」って言った割に、別の先生も来て、最終的には「まだ終わってないの」って怒られるという。

結構、そういう所あるんだよね、ここの先生。夜、見てくれる人は結構、遅めに呼んでくれるのに、他の先生は、自分が早く帰りたいから、めっちゃ急がせて早く呼ぶ。。

皆、同じ文句言ってました。ゆっくりご飯食べた覚えがないわって…

そして、急かされながら処置室へ行き、ワイヤーからゴムに替えてもらいました。歯ブラシで歯を磨いていいって言われたんですけど、「いや磨けませんよ」って内心、思ってました。

夜間は、ゴムかけを2個ずつ、昼間は1個ずつ。

次の日からは、カチカチとタッピング運動をするそうです。

看護師さんに、ゴムかけになったら、マスカットゼリー味の高カロリー食品にも、変えることが可能だと教えてもらい、早急に替えてもらおうと、この日誓いました。

色々と濃厚流動食は、味を変えてもらっても、ベースは同じだからもう不味いんですよね。マスカットゼリー味はタンパク質が入ってないから、あんまりよくないらしいですが。

匂いに敏感になる

水を飲め飲めと言われて、今日は出来るだけ水を飲んでみました。

でも、まだワイヤーで固定されているときだったのと、唇をうまく使えないので、シリンダーで飲むという感じ。だから、あまり沢山飲めてる感じでは、なさそうです。

口から飲めるようになれば、もっと摂取できるんだと思います。

就寝のときには、左の鼻の通りが良くなった時がありました。

少しだけ腫れが引いたからなのか、首の位置・鼻の位置・気道の具合が、ちょうどよかったからなのか、呼吸がしやすくなりました。

でも、逆に匂いに敏感になっている今の状況では、髪の毛のシャンプーの匂いだったり、部屋の匂いだったりが鼻に付きすぎて、うまく眠れず結局、うなされて、気がつけばまた鼻が詰まった状態で、夜は眠りに付きました。

 

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