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【顎変形症】本手術とプレート除去手術のそれぞれの違いについて【入院】

私は、顎変形症の手術を2016年9月に行い約1年後の2017年10月に、プレート除去手術を行いました。プレート除去手術を行ってから、もう少しで半年になろうとしていますが、同じような顎変形症で手術待ちだったり、除去手術を残すだけだったりしている最中の人には、色々と気になる事があると思います!

私的には、プレート除去の手術が1年後にあることをノーマークだったので、1回目の手術の前に知らされて不安になりました。というか嫌な気分?の方が近いかもしれません。

だって2回も手術するんですよ?!1年後も入院か…って色々と思う事がありました。

でも、時は早いものであっという間に2回の手術を終えて、後は経過観察や保定期間で山場は超えました。そんな一通りの経験をした私から、少しでも不安な何かを解消できるように、1回目の手術とプレート除去手術の違いを、シェアできたらなと思っています。

あくまで個人の感想というか「私の場合」なので、参考程度に見てもらえれば。

ちなみに、顔の腫れ具合に関しては、実際にそのとき撮った画像を元に比較をしているので、腫れに関して気になる方は是非!

 

入院当日と入院期間

本手術

手術日の2日前に入院をしました。

1日目は色んな書類にサインをしたり、色なところへ行き手術を受けるにあたっての残りの検査を行ったり。2日目は予防歯科へ行き、歯の状態の検査とフッ素のコーティングを行ったり、栄養士さんのところへ行き、手術前のデータの収集や手術後の体調管理の気をつけるべきことを教えてもらいました。

文字通りあっちへこっちへ行き、手術前にだいぶ疲れました。先生や栄養士さんに体調面や顔の腫れについて、散々脅されて不安ばかりが募りつつ、かなり舐めていたのをあの時の自分にあったら殴ってやりたいくらいです。

入院期間は約2週間かかりました。人によっては1週間ちょっとで退院する人もいるようですが、私の場合、後遺症のことがあったのでギリギリまで入院していました。正直、精神面が参っていたので、一刻も早く家には帰りたかったです…

プレート除去手術

こちらは手術の1日前に入院をしました。

沢山の書類にサインをしたり、麻酔科の先生に待たされるのは本手術と変わらないんですが、特に詳しい手術の説明をたくさんの人にして貰ったりとか、予防歯科や栄養士さんからのアドバイスなどを貰ったりすることは一切ありませんでした。

先生からも「本手術より1/10くらいの大変さだから」 なんて甘い言葉囁かれたんですけど、前回のことがあって学んだ私は、話半分に聞いて覚悟を持って挑みました!結局、先生の言う通り大したことはなかったと言えば無かったです。1/10かはわからないですけど()

この時の入院期間は5日です。タイミングや状態によっては3日後とかにも帰れたりするようですが、私は母親の休みの関係や傷口が開いてしまったことで、少しだけ長引きましたね。

手術時間と手術後の様子

本手術

手術の時間は聞いたところによると、大体4時間ほどかかったようです。

私は上下の顎の手術を受けているので、上だけや下だけの人よりは時間がかかっています。ですが、血があまり出なかったようで、そこで時間がかからなかったと母親から先生の話を聞きました。

術後当日は、集中治療室に入っていて合間の記憶しかないんですけど、寝返りを看護師の皆さんが定期的に行ってくれるものの、鼻から喉へ入っている管に違和感があって痛みがあったりもしましたね。

そして病室へ移動するときに管を抜くのですが、人によってはパニックになって呼吸困難になることもあるようで、しんどいながら開かない口を上手く使って取り出したのも思い出です。

それからは食道に入っている管が、非常に気持ち悪くて吐きそうになるし、それなのにレントゲン室に連れて行こうとするしで、病院の人全員が鬼に見えました。すぐに担当医の人が来て取り除いてくれたから良かったものの…。トラウマです。。

ご飯も出ましたが食べれずというか、食べる元気がないって言うか。でも薬飲まないといけないし。 地獄の始まりだったと今、思い返せば感じますね。。

プレート除去手術

顎のプレートを除去するのが目的なので、1時間半くらいで手術は終わりました。

私は30以上のプレートやボルトが入っていたので、これくらいの時間でしたが本手術の種類によっては、もっと早かったり遅かったりするかもしれません。

本手術では集中治療室に行きましたが、特に問題がないのですぐに病室に戻されました。

そして、前回の管の件で後遺症が出てしまっているので、鼻への管は無く口からだったため、帰って来て意識を戻すと管は無く酸素マスクになっていました。

気持ち悪いとかそう言うのは無く、ただ疲れた意識があって寝てしまうんですけど、私の場合はすぐに患部というよりは歯痛が激しくて痛くて、起きてしまうという悪循環がありました。けど、時間を見て痛み止めをくれましたし、前回に比べると楽ではありました。

ただ、やっぱり全身麻酔が自分に合っていないのか、当日のその日は手術後最初にトイレへ行こうと立ち上がると、吐き気が酷かったのを思い出します。休みながら頑張っても、吐きそうになって、吐きどめを打ってもらってから、ようやくトイレへ。

そして、なんとか夜ご飯も食べられました。

術後の入院生活

本手術

約2週間強の入院生活を送りました。

1週間くらいで退院する人もいるようですが、私の場合は後遺症のこともあったので、居られるだけ居るって感じで長い間入院をしました。

1週間ほどは顔がものすごく腫れていたし、抗生物質を粉薬で処方されていたので、苦痛で。水に溶かして、注射器で飲むなんて拷問です。腐りやすい体質でもあったから、頑張って飲んではいたけど、ご飯の時間が苦痛になるくらいでした。

毎朝検診を受けて夜にも検診を受けて、ご飯食べてからすぐにゆっくりする時間は、お昼くらいしかなくて、朝夜は忙しくしていました。

日中は病院内をウォーキングしたりしてはいたものの、体内の水分量が少な過ぎてヘトヘトで。最終的にはベッドで寝たきりな時間が多くなりました。最初は映画を見たりしていたけど、次第にその気力も無くなって、毎日窓から見える外をひたすら何も考えずに、見つめていました。

ワイヤーを取ってもらって口がやや開けるようになると、病室の人と喋るようにはなったけど、それも最後の4日くらいのこと。その前は喋ることができないから、ホワイトボードに書いて伝えたり、ストレスだけを溜めていたような気がします。

後遺症の鼻での呼吸が難しかったので、ご飯食べる時もしんどいし横になってもしんどいし、何をするにも呼吸ができないことが、快適な入院生活の邪魔をしてました。毎晩、寝る前は吸引をしてもらわないと眠れない状態です。

個人差はもちろんありますけど、口を揃えて体験した人は地獄だというように、私にとっても入院期間は「地獄」そのものでした。

プレート除去手術

入院期間は5日間でした。

本手術よりも遥かに短く、もっと早く退院することもできたようですけど、迎えに来てくれる母親の都合で5日間入院しました。

本手術の時には入院期間、毎日朝晩と診察を受けて吸引や必要な処置を行ってもらいましたが、プレート除去手術は朝は他の患者さんと同じように検診を受けるものの夜はなく、他の検査等もなかったので、朝の診察が終わればひたすらフリータイム。

朝ご飯を食べて、診察受けて、ゴロゴロ、お昼ご飯を食べて、ゴロゴロ、夜ご飯を食べて、ゴロゴロ、就寝。もう入院期間は毎日コレでした(笑)

鼻で呼吸できるだけで、こんなに快適に入院生活送れるのかっと実感した術後。本手術でも、鼻で呼吸を難なくできていたら、もっと私の未来は明るかったのかしら…

本手術の時には心を病んだんですけど、プレート除去手術は心を病むことはなくても、ずっと眠いって感じでした。ずっと寝てるから体力がやや落ちましたね。病院って健康な人も不健康にするっていうか、精気を吸われるんでしょうね。ちょっと居るだけでもダメ人間になっていきます。

退院直後

本手術

退院当日は、完璧に体力が落ち切っていた時だったので、すぐそこのバス停にもやっといけるくらい。常に息切れしてる状況でした。すぐにのども渇いてしまうし、家に帰るのもやっとでした。

それから仕事復帰の話はあったものの、1週間復帰日を伸ばして会社に行ったのですが、会社に行くだけでも息切れしてしんどく、この時もまだまだ流動食で12時間プラス夜勤で働くのは無理だと悟りました。

そこから会社と相談して、3ヶ月お休みをいただきしっかりと療養することに。

家にいる時にはぼーっとテレビを最初は見ることしかできなくて、今のように自然と笑うことができるようになるのに、1ヶ月くらいかかりました。

徐々に洗濯物や洗い物など、自分のペースで色んなことに取り組むようにして行きました。犬の散歩に行ったりして、体力の回復に少しでも繋げたり。

退院後は自分で全てやらないといけないので、とても大変でしたが、仕事に復帰してからは自然ともとに戻ることができました。

プレート除去手術

退院日は少しの間しか入院していなかったのに、片付けをするだけで非常に疲れるくらい体力が落ちてました。でも、バス停に行っても息切れはしないし、帰りに外食するくらいの体力はありました。

その日の夜はぐっすりだったし、仕事復帰まで1週間はゆっくり過ごしたけど、すぐに仕事復帰しても特に支障はなく、しっかり日勤で12時間働くことができました。2、3週間後のハロウィーンにも参加するぐらい元気でした!

何より本手術とプレート除去手術での退院後の違いは、呼吸ができるだけで退院後の生活も、快適に過ごせてるし仕事も復帰ができてるってことですね。

食事

本手術

術後から2ヶ月以上は全ミキサー食です。

なんでもかんでもミキサーでドロドロの液体になるまでひたすらかけていました。ある意味、取り憑かれてたと思います(笑)

もう、体験した人にしかわからないと思うんですけど、マジで大変。顎変形症の山場は2つあって、術後と食事だと思っています。すぐにお腹が減ってしまうし、自分で作る時には大量に作るんですけど、ストローでガンガン飲み込んだ後、立ち上がると胃の中タポタポ音がするし、すごく重くなっていてびっくりします。

ミキサーにかけると味が薄くなってしまうから、濃いものをできるだけご飯のお供にしてました。カレーは最強!おかゆも作りまくって、今ではおかゆの匂いをかぐと吐きそうなくらい、当分要らないです。

3ヶ月くらいからは温めたバナナとかフレンチトーストなど、柔らかいものなら食べれるようになって行きます。ここから若干食べるのも楽しくなってくる。

ミキサー色の時は、テレビCMの食べ物とか見るとイライラが酷かったんですけど、この辺りから食べれるようになったので、これ食べたいなーって感じで、ゴールが見えてきて頑張れるようになっていました。

4、5ヶ月くらいになると、徐々に普通食に戻ってなんでも食べまくって、元気モリモリになります。やっぱり人間食べることは大事ですね。

プレート除去手術

入院中はおかゆと刻み食が出されるんですけど、退院後は何を食べてもいいと言われたので、退院後すぐにパスタ食べたり、普通のご飯をゆっくり食べました。

私の場合は、傷口が開いてしまったので、気を使っただけなんですけど普通だったら、何食べてもオッケーなので、手術前の生活に戻ることが容易だと思います。

ミキサー食の期間が無いだけ本当に助かってるし、すぐに元の食べ物を食べられるとテンションが違うというか、やっと終わったって改めて感じましたね。

本手術

ワイヤーを取ってもらって、口を少しでも開けられるようになる1、2週間の間のお薬は全て粉薬でした。しかも注射器でご飯を食べていたので、薬も水やポカリスエットに溶かして、飲まなくてはいけない。

薬を溶かした水を注射器で吸って、口に流し込む20mlが本当に長い時間で苦痛でした…。他の薬は、味はまぁまぁしても我慢ができる苦さなんですけど、抗生物質は激苦で、もう朝昼晩と耐えられなくて、泣きながら飲んでましたね…。日を追うごとに飲むたびに、嘔吐しそうになって…あの時の私は本当によく頑張ったと思います。

口が開くようになってからは錠剤だったので、解放されてそれからはご飯も楽しみになりました。

プレート除去手術

術後は本手術と違って口は開くので、最初から錠剤だったこともあり苦痛を味わうことなく、特に問題なくご飯と薬を食べていました。

しかも、抗生物質も入院中は1日1回、点滴で体に投与していたので、主に飲んでいたのは痛み止めや胃薬などでした。退院後に、錠剤で抗生物質を飲んでましたが、臭いで苦痛だった粉薬の時代を思い出して、吐きそうに何度かなったんですけど、どうにか乗り越えました。

お薬が粉なのか錠剤なのかで、どれだけ入院生活が明るくなるのか、苦しくないのか…口が開くって偉大だと、改めて感じました。

痺れや麻痺

本手術

術後直後は顔全体に麻痺があって、口の中も鼻の中まで麻痺していました。

顔の麻痺は徐々に小さくなって行ったものの、右側のみ麻痺が酷かったので、今でも筋肉のつき方や口角の上がり方が左右違っています。

口の中の麻痺は半年以上続き、歯医者に行って歯茎や歯をいじられても、全然痛みを感じないし、この時はきっと魚の骨が刺さっても、気がつかないくらい麻痺してました。

痺れは口の周りや唇に感じていたものの、半年過ぎた時には生活に支障がないくらい、小さくなって行きました。最初の頃はマスクしたり、少し触れるだけで痺れを感じていたんですけど、リップを塗ったり唇をつまんだりすると、痺れを感じるくらいになって、触ってやっと痺れていることに気がつく程度に。

プレート除去手術

プレートを取り除くだけで、前回のように骨を折って神経にやや影響を受けるような手術を行っていないので、術後も特に痺れを感じることもなく、麻痺もありませんでした。

変な感じというのは直後はあったものの、すぐになくなりました。

抜糸

本手術

抜糸は入院中に行ったんですけど、まだまだ口内の腫れと麻痺があったので、チクチクするよと言われても一切感じず…ただ唇をめくられたりすると痛みがあったので、そこで痛みを感じる程度でした。

でも、抜糸後にティッシュで口を拭くと血がついたので、多少の血は出てたから本来なら痛かったんじゃ無いかと思います。

プレート除去手術

退院してから通院で抜糸を行ってもらいましたが…ただの拷問です。

もう歴代のトップ5に入るぐらいの痛み。痛過ぎて震えたし、悪寒がすごいし脂汗かきまくって唸ってました。あともう少し遅かったら先生のこと殴ってたところです。

唇を抑える器具とか、そういうのが歯茎を押して痛いし、患部が尋常じゃないほど痛いし…足や腕の抜糸と違って、デリケートな粘膜の抜糸は抜糸ランキング1位の痛さじゃないかと、私は思いました。

痛み

本手術

患部に関しては骨を折ってるので、3、4日は痛み止めを飲んでましたが、飲まなくても平気な程度に、5日後くらいにはなっていました。横になったりして、少し負荷がかかる時には鈍痛があるぐらい。3、4日後でも痛すぎるといよりはジーンとする感じで、薬のおかげで痛みで嫌な思いはありませんでした。

私の場合は、麻痺による表情筋の痛みとの戦いの方が思い出に残ってたり。笑ったりすると激痛が酷くて、今のように痛みのない状況に戻すまでに、1年くらいはかかりました。

プレート除去手術

術後直後は患部の痛みよりは歯痛の方がなぜか酷くて、点滴と飲み薬の2つを服用してやっと楽になったくらいです。胃の痛みも2、3日あったので胃薬も飲んでました。

途中で右の傷口が開いてしまう事件が起きたので、その時はめちゃくちゃ激痛で…水が入っちゃうし、先生にほっぺを押されて水を出された時も、めちゃくちゃ痛かったし。開いてしまった傷口が落ち着くまでは、痛み止めを常時飲んでいました。

多分これがなければ、そこまでの痛みじゃないので、お薬のお世話にはならなかったかもしれません。術後は無理してクチュクチュしないようにしましょう!

顔の腫れ

術後直後

<本手術⇔プレート除去手術>

1回目の手術は全体的に腫れてて、唇も閉じないくらいにパンパン。口は裂けてるし、本当に絵に描いたような唇になってしまってますね…今よく見ると怖い。

プレート除去手術の方は、おたふくや親知らずを抜いた感じで、両方の頬が綿を詰めたようにぷっくりしてるくらいの腫れでした。

並べて思うことは、腫れと全然関係ないですけど、素直に肌がやっぱり綺麗になったわ…。本手術の時には、肌荒れに絶賛悩んでた時で、プレート除去手術の時には綺麗になった後だから、いやー別の意味で違いが見て取れる!

術後1週間

<本手術⇔プレート除去手術>

本手術の時には、1週間経ってもまだまだ腫れが残ってます。頬は少し腫れが引いているようには見えるものの、唇は閉じないし腫れているし、鼻も殴られたかのように腫れてます。

プレート除去手術の方は、1週間でだいぶ頬の腫れが引いていて、言わないとわからないくらいに。1週間だけでも腫れの違いと、手術の重さがわかるかと思います。とういうか、プレート除去の方は、どんな髪型で撮影してんだ私(笑)

術後2週間

<本手術⇔プレート除去手術>

本手術の方は2週間でやっとだいたいの腫れが治まってきたものの、鼻腔の腫れがあったので、鼻は腫れているし、唇もまだまだブリブリに腫れてます。

鼻は本当にこう見ると、ボクサーのような…耳鼻科の先生にも外傷に近いって言われたので、そりゃこんなに腫れるわけです。

プレート除去手術の方は、2週間では完全に手術前のように戻ることができました。もしかしたら、もうちょっと腫れているのかもしれないですけど。自分でも感じないほどに、治まっていいます。マッサージやよく顔を動かすようにしてた成果かもしれません!

術後1ヶ月

<本手術⇔プレート除去手術>

1ヶ月目でやっと本手術の方は、顔の輪郭がはっきりしてきたような気がします。流動食なので表情筋等を使ってないこともあってか、頬も引き締まっていないような。鼻も筋が見えてきてはいるものの、まだまだ腫れていて曲がってますね。唇は落ち着き始めてます。

プレート除去手術の方は、1ヶ月で完全に解消されてます。スッキリしているし、ご飯を食べて話して笑ってるだけあって、本手術よりも頬の引き締まりとか、そういうのはいいように見えます。

精神面

本手術

後遺症のおかげで、鼻で呼吸しづらい時期があったこともあって、思い通りに普通の生活を送ることができませんでした。それに初めての知らない人との共同生活で、プライバシーに対してストレスを感じて、カーテンを閉じたまま過ごしていたり、喋ることも泣くこともできず、ストレスを発散するところがなかったのもあって、見る見る病んで行きました。

過ごしていた環境が拍車をかけただけで、私の1番の原因は想像を遥かに超える顔の腫れです。

自分でうまく処理できず、「一生この顔だったら」と思うと辛くて。心が折れました。鏡も見たくない、人にも見られたくない。注射器でご飯を食べてるところを見られたくない、喋ってるところを見られたくない。全てのことから殻を閉じこもるようになって、素直に楽しいと笑顔になることもできなくなってしまいました。

元気な心を取り戻すのに3ヶ月ほどかかりました。仕事に復帰すると嫌にも毎日忙しいし、ブログで気持ちを整理して書くことで、溜め込んだものを解放することにもなって、私にはプラスに運んでくれました。

腫れた顔や痛みなどで、受けなきゃよかったと思うそんな人も多いように感じます。

私も先生に散々「顔が腫れるから覚悟するように」と言われて想像はしていたけど、それを遥かに超えていたし、「過度な想像もしないように」と言われてしないようにしていても、やっぱりどこかで期待していて、期待したものと違かった時のショックしか残らなかった。

立ち直るためには、無理に何かをしたり、無理に頑張らなくていいと思います。少し休んで自分なりに立ち直る何かを見つける。客観的に見ることも大事だし、鏡を見るのもやめることかな。

プレート除去手術

5日間ほどしか入院はしませんでしたが、病室の雰囲気から飲み込まれそうになるので、腐らないようにするというのが、今回短期入院して思うことです。体力は何かの力で奪われていくし、元気もなんかなくなるっていうか。

思い込みなのか、ずっとダラダラ過ごして看護士さんがなんでもやってくれるのがいけないのか…でも家に帰ったらあっという間に元気です!体力は回復に少しかかるけど、精神はすぐに元気になるので、安心してください!

入院費

入院費はどちらも7万ほどでした。

1週間以上いると大して変わらないらしい…限度額の用紙を入院する前に提出しているので、抑えられてはいるものの、短い入院期間の方が高く感じる…長く入院する人のための制度だと体験して感じましたね。

まとめ

久しぶりに2年前の手術の時や、この前の手術のことを細かく思い出して、なんか辛かった頃の自分を褒めてやりたくなったし、泣きそうになりました。

すごく地獄生活を送っていたし、生活の中での大変さよりも心を病んでしまったことが、地獄生活に拍車をかけていたなって。社会に出れば社会の人たちが、とても冷たいことに身に染みるほど感じたし、大変な時間を過ごしたことで、患者さんや妊婦さんへは以前よりも優しくなった気がします。

自分はあの時、たくさんの人に助けて欲しいと思ったから、手を差し伸べたいなって。

プレート除去の手術は、本手術の1/10ぐらいの辛さと言われて、こうやって比べると確かにそれくらいだと思います。

術後の次の日にはちゃんとご飯も完食してゴロゴロしてんだもの…元気だわ。。鼻呼吸できるだけで、こんなに幸せなのかって改めて呼吸の大事さを感じました。

これから本手術を受ける人や、本手術が終わってプレート除去の手術を次は受ける人など、少しでもこの記事が参考になればいいなと思います。個人差があるので、あくまで私の体験記ではあるのですが、本手術を乗り越えて普通食になったらこっちのもんだ!ってことを伝えたいです。

 

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