7月になり、私は1人で静岡旅行に出かけました。
今回の旅の宿は、半年前から予約していた「コルテラルゴ 」という素敵なホテルです。
この2泊3日の旅を3つの記事に分けて皆さんにお届けします。
それでは、旅の1日目をご紹介。
新幹線の旅で心地よい時間を過ごす
旅の始まりは仙台駅から。
当日、私は朝早く仙台駅に向かい新幹線に乗り込みました。
平日ということもあり、新幹線の中はガラガラで快適に過ごす事ができ、ついつい寝てしまいました。
2時間近くの移動中、心地よい揺れに包まれながら東京駅に到着。
東京駅に着くと、次は伊豆高原行きの踊り子号に乗り換えです。
「9番ホーム」に到着するまで少し迷子になりましたが、なんとかホームに辿り着き、出発時刻まで時間があったので、コンビニで美味しい食べ物を買って腹ごしらえをしました。
ただ、夏のホームはとてもムシムシしていて暑かったです。
スーパービュータイプの快適な旅
踊り子号が時間通りに到着し、出発を楽しみにしていました。
この列車はスーパービュータイプで、窓がとても大きいため、美しい景色を堪能することができます。
初めて乗るので、新幹線や電車との違いにドキドキしていましたが、とてもゆったりできる余裕のある素敵な電車でした。
出発後、途中で人身事故の影響で足止めを食らいましたが、電車の中でも快適に過ごすことができました。
ただ、窓が大きいため、ホームで待機している人たちに見られることが少し気になりましたが、後々、カーテンすれば見られること無かったな〜なんて思いました。
人に見られながらも、その間に食べていたじゃがりこ「塩とごま油味」がとても美味しかったのはいい思い出です。
そして、出発時刻も変更されたり、何度か電車との事情で止まったりしながら、伊豆高原駅に到着したのは予定よりも90分遅れ。すぐにタクシーに乗って目的地へ。
テーマルームが魅力の素敵な宿
やっとのことで、ホテル「コルテラルゴ」に到着。
入り口からして、雰囲気が素敵で、ウッドデッキな階段を登るとまるで海外に来たような気分になります。
受付を済ませた後、23号室の「地中海スイート」に案内されました。
このホテルは全室7部屋ほどしかなく、すべて異なる国をテーマにしたデザインのお部屋になっているんです。
お部屋に入ると、ウェルカムドリンクが用意されていて、濃いめのピーチティーがとても美味しかったです。
お部屋紹介
地中海スイートのお部屋の中をご紹介します。間取りはこのような感じ。
画像引用元:地中海スイート
《1階》
まずは、1階をご案内。
扉を開けて入ってすぐにはダイニングのようなところがあります。
テーブルも椅子もレトロな感じでとても素敵です。
その反対側には、テレビや鏡などドレッサーのような小さなテーブルがありました。
部屋の電話も黒電話とレトロで部屋の雰囲気にマッチしています。
玄関の通路側にはお茶キットが置いてあります。
ちょっと中国な感じで、木の箱は氷を入れる箱みたいです。頼めば入れてくれます。
結局このコーナーは一度も使いませんでした。
その下には収納箱が置いてあって、中にはナイトウェアとバスローブが置いてあります。
その隣には、コーヒーコーナーがあり、色々と見ていたら、謎の木箱が。
それを開けたら画像のように小さなお酒がディスプレイされてました。
これ、扉を開けると電気が付くんです。
小さいサイズのお酒たちはミニチュア好きにはたまりませんでした。
こちらは、お風呂とトイレ。
自分のお家もこんな洗面所にしたくなるほど、おしゃれ。
アメニティは一通りの物は揃ってますが、クレンジングと洗顔は共同の大浴場にあるみたいです。
私自身は、いつもの使っているスキンケアじゃないと肌荒れを起こすタイプなので、シャンプー以外は持参して行きました。
なので、あまりアメニティ関連は使う事がありませんでした。
お風呂。
今まで、いろんなところに泊まってきましたけど、その中でもかなり上位なほど綺麗なお風呂でした。
トイレと一緒のお風呂なので、カーテンを閉めてシャワーを浴びます。
この作りのいいところって、携帯で音楽かけてても、普通に聞こえるからいいですよね。
そしてこれが、今回地中海スイートを選んだ最大の理由。プライベートプールです!
手前が温水プールで、奥は露天風呂として入れる温泉。
深さは約1メートルほどで、背が低い私も無理なく入れます。
そして、温水なので冬でも夏でも年中楽しめるのが、ポイント!
《2階》
次は2階へとご案内。
まず1階と2階に別れてるメゾネットタイプ、、まるでアパートのようです。
これが自分の家だったらと何度思ったことか。
階段を上がるとすぐ見えるのが、ハリウッドツイン。
一人で寝るのが勿体無いほどに、大きく広いベッドです。
ベッドの前は、ソファとテレビ、デスクが置いてあります。
ソファも大きく、座り心地が良かったです。ただちょっとシミがあったのが気になりました。
デスクは、書斎にあるようなレトロで素敵なしっかりしたもの。
奥にはテラスがあります。
白のテーブルにブルーの椅子が、夏を感じさせ地中海っぽくて、デッキの色ともマッチしていて、とても涼しげで可愛いです。
実はこのテラスに来るまでに、高所恐怖症の人にとっては難関となるところがあります。
見てください!ガラス窓がはめられていて、1階が丸見え。
ここを歩く時、大丈夫だとわかっていても、やや怖いものがありました。
空気清浄機や花瓶などが置いてあったので、歩くのに支障がなくても高所恐怖症の人はテラスに行くまで、手に汗握ることになると思います。
素敵なテラス席でのディナータイム
18時半からディナータイムとなり、テラス席に案内されました。
網戸があるので虫の心配はなく、クーラーで快適に過ごすことができるのも嬉しいポイントです。
また、カーテンで遮ってくれるため、他のお客さんにも気兼ねなく食事が可能。
この日は私を含めて2組で、もう1組は室内のテーブル席です。
陽が落ちてロマンチックなキャンドルの光が灯り、素敵な夜になりました。
イタリアンのコース料理はとても美味しく、満足でした。
メニュー
この日のコースメニューのラインナップです。
飲み物で頼んだウーロン茶。
なんだかいつもより美味しそうに見えます。
こういうところでシャンパンやワインを選べると大人なんですけどね〜。
Antipasti
「鰆のブラーチェ」「お野菜と人参のソース」
トマトゼリーが斬新な食感で、とても新しい感覚と帆立との相性が抜群でした。
鰆も柔らかく、千切りされたわさびがいい味を出しています。
そして、お野菜はどれも美味しく、特にピクルスは口の中を爽やかにしてくれました。
人参ソースは、特別人参の味を感じなかったので、苦手な人でも食べやすいと思います。
Primipiatti
桜エビ、しらす、パスタといったいろんな食感を楽しむことのできる、さっぱりしたトマトベースのパスタです。
トマト好きの自分としては、美味しく楽しむ事ができました。
Pesce
真鯛がとにかく柔らかく、皮はさくさくしていて、下のリゾットもトマトソースとの相性が抜群でとても美味しかったです。
緑色のクリームはブロッコリーソースですが、ちゃんとブロッコリーの香りがして、真鯛とリゾットと一緒に食べるとまたちょっと違う味になり、味の変化を楽しめました。
Minestr
濃厚なとうもろこしの冷製スープっです。
お皿もしっかり冷やされていて、まるで氷のお皿のようです。
かなり濃厚で口いっぱいにとうもろこしの香りと味が広がります。
Carni
小松菜とラタトゥイユとキノコのマリネを添えて」
バルサミコソースがいい酸味で、カツレツの脂っこさをさっぱりさせてくれます。
キノコのマリネも酸味が効いてて美味しかったです。
Pane
パンはホカッチャとライ麦パンです。
どれも焼きたててで柔らかくておいしいかったです。
ホカッチャにはオリーブオイルかピリ辛のオリーブオイルのどちらかをかけて食べます。
私はピリ辛の方をかけて食べましたが、辛味がいいアクセントになっていてとても美味しかったです。
ライ麦パンは素朴な味で、ずっと食べていたくなるようなシンプルな味わいでした。
Dolce & Tea
食後の飲み物は、オーガニックコーヒー、エスプレッソ、紅茶の中か選ぶことができます。
私は紅茶を選択。ミルクティーにして一服しました。
デザートはティラミスと紅茶のパンナコッタに季節のフルーツです。
茶色い丸のフルーツはこの時期の旬で伊豆では有名な、ヤマモモです。
初めて食べましたが、酸っぱくて種は大きめですが、美味しかったです。
何より、紅茶のパンナコッタがかなり濃厚で、スプーンを入れただけで、濃厚なことがわかる粘土感。食べると紅茶の香りが鼻に抜けて美味でした。
リラックスのひととき、エステ体験
ディナー後は、私のお楽しみであるエステタイムです。
旅行に行くと必ずといっていいほど、エステやマッサージをお願いします。
今回のエステは、東洋エステと西洋エステを選べるタイプで、コリがひどい私は、東洋エステの指圧メインを選びましたが、至福のひとときでした。
ただ、夕食を食べて間もなかったので、お腹のキツさがやや気になってしまいましたね。
施術中はいつも寝てしまうのですが、この日はエステスタッフと楽しいおしゃべりをしながら過ごしました。
施術後は体が軽くなったような気分で、とてもリラックスできました。
そのあとは、この気持ちのいいまま寝るために、シャワーを浴びて寝る準備。
皆さんの気になるシャワーの水圧については、かなり強力で水圧で頭皮マッサージされているように思うレベルなので、安心してください!
そして、夜にライトアップされたプライベートプールを眺めながら、幸せな気持ちでベッドに横になりました。
次の2日目の記事では、ついにこのプールで楽しみます!お楽しみに!