去年の7月頃まで、術後の後遺症である耳鼻科通院のレポートを書いていました。
そこでは、大学病院での待ち地獄を抜け出して、近くの病院へと移動し薬もジェネリックへ変わり、薬代や交通費、時間に優しくなったことをお伝えしていました。
それから半年ほど経って、特に最後のレポートなんていうことも書いていなかったので、改めて最近の状況をお話ししつつ、後遺症の耳鼻科通院レポートはこれで最後にしようかと思います。
現在の状況
1回目の手術で管を鼻に入れていたことで、中の軟骨や鼻の形状が変形してしまい、呼吸がしづらい症状がつづていました。そのため、術後の通院にプラスして耳鼻科への通院も行っていましたが、最終的に手術をするまではいかず、薬で鼻づまりをコントロールしています。
耳鼻科でアレルギーの検査を受けたら、重度の花粉症とその他アレルギー体質が猛威をふるっていて、通年アレルギーということになりました。
左の軟骨が曲がってしまって狭くなってる方なんですが、少しの鼻づまりでも呼吸がしづらくなるし、寝てる間に鼻水が溜まっている違和感を、毎朝受けます。右は通りが良くなりすぎて勢いよく空気を吸うと、笛みたいにピーピー鳴るようになってしまいました。
風邪を一度ひいたんですけど、鼻づまりがひどくて呼吸がしづらくて、術後の悪夢再びになり…
昔は鼻水をすすりやすかったり、鼻をかまなくてもある程度平気だったけど、今は少しの鼻水もすすれないし、鼻水を小まめにかまないと呼吸しづらかったり、鼻がものすごく気持ちが悪くなります。
お仕事がお休みの日とかに、薬を飲まなかったりするんですけどね、もうずっと鼻かんだりくしゃみしたり寝づらかったり…。薬がないともう生きていけない体になってしまいました。これからの花粉の季節しんどいですね。
通院の回数と病院代
大学病院の時は決まった日に通院し、大体1ヶ月に1回通院をしていました。今は、近くの病院へ移動し、お薬がなくなる頃に予約なしでフラッと通院しています。なので、1ヶ月に1回ではあるものの、薬がなくなる頃なのでたまに2ヶ月に1回になることも。
大学病院の時には、本当に待ち地獄で1日が潰れるほどだったんですが、今は始まる時間の朝一から行ったり、午後が休みの木曜日の午前中に行くと、比較的空いていたりするので、さほど待つことなく約1時間から2時間で終わらせることができています!
大学病院の時には、往復2時間に待ち時間2時間、診察に10分、精算に30分…それに比べたら車で送ってもらったりしてるから、バス代もかかってないし車で15分くらいだし、最寄りの病院へ移動できて本当よかった!
病院代は、大学病院の方が安かったりしますが、今は約500円くらいでお薬代が大学病院の時には、ジェネリックではなかったので5500円くらいかかっていて、今はジェネリックにも種類も変えたので、2500円くらいに抑えられています。ちなみに30日分です。
毎月のことで1年を通して飲むお薬なので、コスパを抑えられて本当に助かってます、いろんな面で。
お薬の種類
現在の病院では、5種類ほどのお薬を処方され主に2種類を常に飲んでいます。
- タリオン錠(朝・晩)
アレルギー症状の原因となる体内のヒスタミンなどの生成を抑え鼻炎症状やかゆみを改善 - モンテルカスト(寝る前)
鼻腔通気抵抗などを抑制し、アレルギー性鼻炎に伴う鼻づまり、鼻水、くしゃみなどの症状を改善 - メキタジン(頓服)
アレルギーの原因となる物質の作用を抑えることで、アレルギーによる症状を改善 - アレジオン点眼
アレルギー症状の原因物質の遊離を抑制することにより、かゆみや充血などのアレルギー症状を抑える - アラミスと点鼻薬
抗炎症作用、抗アレルギー作用、鼻粘膜のヒスタミンを減少させ鼻炎症状を改善
タリオンとモンテルカストを常時飲んでいて、メキタジンはタリオンを飲めない間の時間で鼻炎症状がひどい時に、飲むために持ち歩いています。これは結構効き目があって、飲んでから少しの間にだいぶ楽になります。
点眼は、一時期目のかゆみもあった時に処方してもらい、今は使用してません。目の関してはあまり痒くなったりするタイプじゃないので、常に処方はしてもらってませんが、花粉のピーク時期にはまた処方してもらうかもしれないです。
点鼻薬は確か6つくらい未開封のものがあるので、今は処方されていませんが持ってる分も使ってもいません。ライブやフェスなど鼻水や鼻づまりに気を取られたくない時に、使用したりしていますが、これを使うと鼻の中が若干荒れて、鼻血が出るときがあるので、あまり使いたくないのが正直なところです。
まとめ
手術する前から花粉症気味なところはあって、猫アレルギーだけはわかってたんですけど、なんか花粉症を認めたくなくて。手術をしたことでアレルギー検査を受けるまでになり、蓋を開ければ内科の先生に言われた通り、アレルギー体質で花粉症に関しては重度。なんなら1年中どこに行っても、アレルギーに見舞われるくらいひどいものだったわけです。
手術する前は鼻の通りはよくて、季節の中で2回くらいずっと鼻垂らして、くしゃみやら鼻かんだりしてお鼻を赤くしてたわけですが、手術をしなければ薬を飲むことなく、この先ずっと目がかゆいとか、辛いくしゃみと鼻水鼻づまりに苦しんでいたかもしれません。
でも、手術をしたことで自分がアレルギー体質であることを細かく知ることができて、薬を飲むことで、少しは快適に1年を過ごすことができるようになりました。自覚をしたことで場所だったり、食べ物だったり使う化粧品なんかも、気を使うようになってそれはそれで良かったような気もします。
ただ、薬が無いと生活するのがやや辛いようになってしまったし、風邪を引いたら酷くなる。
だからなるだけ鼻関係の病気をしないようにしないといけないし、ティッシュを持ち歩くのが必須になってしまった。鼻腔は曲がってしまってやや見た目でもわかるし、鼻の形が変わってしまった。
私は顎変形症の病気を改善する代わりに、鼻に後遺症を発症し一生薬漬けの代償を払いました。 この手術をしたことで、必ず後遺症を併発する可能性があるわけでは無いし、もともと私の鼻のサイズが小さかったために、管で変形をおこしてしまった。
そして敏感に、アレルギー反応を起こすようになったわけです。鼻血も止まらなくなるほど、粘膜が弱り、粘膜を焼くまで行きました。
顎変形症に限った話じゃなくて、全身麻酔を使った口腔関係の手術や、鼻に管を入れて手術をするものは、こういったリスクや後遺症もあることを知ってもらいたいです。
アレルギーがない人なら、大したことにならなかったかもしれないけれど、実際鼻が曲がってるわけで、見た目は気になりますからね、合併することはあるため手術をする際には、いろんなことを踏まえて受けることをお勧めします。
まぁ色々と書きましたが、今は見た目も気にしないようにして薬を飲み続けて、鼻水は出すようにして、寝方も工夫したり自分なりに向き合って、受け止めて付き合ってます。
これからも薬が切れたら貰いに行っての繰り返し。マッサージやら矯正器具とかで、鼻の形は変えられないか考え中です。